安部建次郎 油彩画 個展

開催期間:2018年11月21日(水)~11月26日(月) 11:00~19:00 (最終日は17:00まで)

安部建次郎さんの作品は軽やかで、美しい色彩にあふれています。
描かれているのは、時に争いの場面など悲しいものもあるのですが、
そんなモチーフでさえもやさしさにあふれた作品に仕上げておられます。
個展では、これまで数十年にわたり描いてこられた油彩が一堂にご覧いただけます。
晩秋のひとときをそんな作品たちに囲まれてお過ごしいただければ嬉しいです。

ギャラリーササキ商店  佐々木安英

 

ある雨の日、部屋に積み重ねられた自分の絵を目で追っていた。
わたしが居なくなれば捨てられる運命にあるこれらの絵を見ていくうちに、
何故か愛おしくなった。
中には半世紀もの年月を一緒に過ごした分身もある。
新作を含めそれらの絵を眺めていると
一度皆さんに見て頂こうと思いたち、個展を決意いたしました。

平成30年11月吉日    安部 建次郎

 


ヒギリ咲く頃 (F30号)

 


いちじく (F8号)

 
 
【自己紹介】

1937年(昭和12年)5月4日 大分県大分市に生まれる
現在81歳

大分市と言っても別府湾に面したお猿で名高い高崎山の近くの
半農半漁の小さな村で育ちました。
幼少の頃、母が人前でよく、この子は鉛筆と紙さえ与えておけば
1日中ひとりで遊んでいると話していたのを覚えています。
大分大学附属中学時代、2、3人の同級生が油絵を描いていたので、
ぼくも油絵を描きたいなあと思い始めました。
油絵のセットを買って実際に描き始めたのは県立舞鶴高等学校に入学してからです。
美大も出ていませんし、正式に絵の先生に師事したこともありません。
あくまでも日曜画家でありたいと今でも思っています。

些細な賞ですが次の受賞歴があります。

青年期: 毎日新聞社主催の日曜画家展で毎日新聞社賞を、数回
壮年期: 豊中市主催の美術展で教育委員会賞等、数回
高齢期: 白亜会関西展で、市長賞、教育委員会賞等

 

 


メメントモリ (F30号)

 

トップの画像は 残雪 (F10号)

 

 

 
 

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