和紙群遊心 三好広峰 懐古展

開催期間:2019年5月30日(木)~6月4日(火) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)

 
37年間に及ぶ作品展、1年に少なくとも4か所で出展をして
約150の会場・・・自分でもびっくりしております。
2年前に最後と思い、上六近鉄百貨店で懐古展を開催いたしましたが
もう一度とお声があり、又 開催することとなりました。
ご笑覧下されば幸せに存じます。
また、いままで大切にしていた和紙も手離すことにいたしました。
会場でお楽しみ頂けたらと お待ちしております。

          三好 広峰(みよし こうほう)

 

昭和ヒトケタ生まれの母が
昭和~平成という時代を生き、己と向き合い続け・・・
感性はもちろん、業や技術も磨き続け、
娘が言うのもなんですが、この世に二つと無い
独特且つ本当に素晴らしい世界を生み出し続けてきました。

色々あって、2年前に一度は幕を退こうとした「和紙絵画」の展覧会。
周りからのありがたいお声・要望や、そばにいる私が後押ししたこともあって、
この度「令和」スタートの2019年5月に、
「和紙群遊心(わしぐんゆうしん) 懐古展(かいこてん)」を
開催させていただくはこびとなりました。

これまでに特に人気のあった作品、母自身が好きな作品、私が好きな作品などなど…
会場に並べられる限りの作品たちを観てもらえるように考え、作品をチョイスし。
母にとっても文字通り集大成の1週間になります。
また母がこれまで集めてきた大切な和紙の数々も、
今回お得に手離す事も決めました。
大きな厚和紙は、絵や書を書く方には大変お薦めで、素敵な作品がお作りいただけます。

みなさまお誘い合わせの上、是非ともご来場くださいませ。

          (長女)夏村 ゆみ(なつむら ゆみ)

 


『雲龍』(うんりゅう)30号

 

【プロフィール】

三好 広峰(みよし こうほう)

昭和22年  山田皓齋(やまだこうさい)先生に師事(油絵・日本画)
昭和29年  宮松とし子先生に師事(押し絵・ぬいぐるみ)
昭和31年  人形講師になる
昭和33年  色彩化学工業図案部入社 ペインテックス講師
昭和35年  ペインテックスによる生活用品店 各デパートでの講師
      (阪急梅田店・近鉄あべの店・名鉄名古屋店)
昭和36年  児童画講師
昭和45年  『アトリエそれいゆ 手芸教室』主宰(ねんど人形・押し絵・ペインテックス・ぬいぐるみ他)
昭和49年  大阪府立夕陽丘女子高等職業訓練校 デザイン科卒業
      『アトリエそれいゆ 絵画教室』主宰
昭和51年  大阪府美術家協会会員
昭和53年  佐藤香石(さとうこうせき)和紙絵研究会入会
昭和54年  佐藤香石和紙絵研究会画号をうける『広峰(こうほう)』
昭和55年  佐藤香石和紙絵研究会講師
昭和60年  新美術協会会友
昭和61年  日本手芸作家連合会会員(文部大臣認可財団法人)
昭和62年  日本和紙芸術家協会会員
      新美術協会準会員
平成元年  新美術協会会員
平成3年   日本和紙芸術家協会を日本和紙絵画芸術協会と改名(社団法人)

 
【展覧会・教室ほか】

・松原市『アトリエそれいゆ』・大阪市天満橋『ドーンセンター』・大阪市中央区堺筋本町『区民センター』
・大阪市天王寺『茶臼山画廊』・堺市鳳(おおとり)・和歌山県田辺市
・大丸百貨店 心斎橋店・近鉄百貨店 上本町店・松坂屋百貨店 天満橋店 ほか

昭和55年より、美術館及びギャラリーにて年6回出展
同年より毎年『和紙群遊心』として「アトリエそれいゆ」の教室展を開催
昭和61年より閉店(平成15年)まで毎年、松坂屋百貨店 天満橋店にて出展
昭和62年より毎年海外巡回展に出展
平成17年~29年まで、近鉄百貨店 上本町店にて毎年『全国和紙展』に出展

 
【受賞歴】

・朝日新聞社賞・大阪市教育委員会賞・日墨国際審査委員賞・功労賞・努力賞
・大阪府教育委員会賞・大阪市立美術館館長賞・審査員賞・関西賞 等
 

『昼さがり』(ひるさがり)30号
 

 
『ふるさとへ』対作品 共に30号

 
 
(トップ画像は 『集真藍』(あじさい)30号)

 

 

 

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